捻挫

スポーツで足首を捻った!転びそうになり手を地面についた!

 

捻挫とは関節の生理的な運動範囲を超えた外力が加わると関節包や靭帯の一部が損傷されている状態をさします。

捻挫は1度〜3度に分類され、3度がより重症になります。軽微な捻挫では放置しておいても自然に治癒していくと思いますが、2,3度に分類される捻挫では固定が必要になってきます。(その中には骨折が合併してくる場合もあります。)放置してしまった場合は足関節の安定性が失われ、いわゆる「捻挫が癖になる」状態になる可能性が高いです。

捻挫した場合(手首、足首、肘、膝、肩等)なるべく早く来院下さい。初期の処置が大切になり、受傷直後の処置の違いで予後が違います。

 

当院では視診、問診、触診、理学検査、超音波観察にて評価を行い、部位に合わせた合理的な固定(包帯、シーネ等)を施します。

超音波観察装置を使用し損傷部位を一定期間ごとに確認し固定の調整を行いながら、超音波治療器や低周波治療器などの物理療法器を使用し関節包、靭帯の修復を促し早期の回復を目指します。